Ich verliebte mich in Sie.

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Bittersweet Love8

※注意:この小説は私の妄想と妄想と暴走によって作られたものです。また、ナルル王国のパワーアップ前にプレイした初代夫婦の物語ですので、多少のズレなどがあるかもしれません。それでもよろしければ、どうぞ読んであげてくださいw







Bittersweet Love



翌日、アヤノは王宮前通りにいた。



「レニーさん、どうして…」
「明日、遊びに行かない?」
「え?」
「待ってるから」
「あ、ちょ!」



あの後、レニーさんは待ってるとだけ告げると行ってしまった。けど…。

「待ってるって言ったのに、まだ来てないし…」

ベンチに座って彼を待つ。昨日は会いたくてたまらなかった。
けれど不倫相手と会っている彼を見て落胆した。
サムから助けてくれたのも、やっぱりレニーさん。
助けてって、心の中で想っていた相手も、やっぱりレニーさんだった。

「アヤノちゃん」
「あ、レニーさん」
「待たせてごめん。行こうか」
「どこに?」
「内緒」

ただ先を歩いていく彼の後ろついていく。つれてこられた先は教会前。
ここには移住してきてすぐに、国内の地理を覚えるために来たとき以来だ。
前を歩いていたレニーさんは、ただ前を向いているだけで、アヤノの顔を見ようとしない。

「レニーさ…」
「アヤノちゃん」
「はい…」

レニーの真剣な瞳がアヤノを射抜く。
その真剣な瞳に、アヤノは動けなくなる。
けれど、昨日のサムのように恐怖感はなかった。

「単刀直入に言う。オレと結婚して欲しい」
「…えっ?」
「すごく自分勝手なことを言ってるのはわかってる。
 でもキミが好きなんだ。一緒に居ると、素の自分でいられた。
 …周りの女の子はみんなモテ王としてしかオレを見なかった。
 でもキミはモテ王としてオレを見なかった。
 関係を持とうともしなかった。だから、キミがいいんだ」

レニーの温かくて大きな手がアヤノの頬を撫でた。
アヤノもすぐに返事をしたかったが、唯一つ、どうしても心に引っかかっていることがある。
それを聞かぬまま、彼の申し出を受けることはできなかった。

「じゃあ、どうして関わるなって言ったの…?やっぱり…噂が原因?」
「!!…知ってたんだ。そうだよ、キミがあらぬ噂で汚されるのがイヤだった。
 だから距離を置こうとしたんだ。…でもボリーヌさんに怒られたよ。
 好きなら距離を置くんじゃなくて、手に入れろって」
「レニーさ…レニーさんっ」

嬉しさでこらえていたはずの涙がこぼれた。
レニーは泣き崩れそうになる彼女をしっかりと抱きしめる。

「好きだ、アヤノちゃん。今すぐじゃなくて良い。オレと結婚しよう」
「はい、喜んで」




「で、サム殿下はこれでよかったの?」
「僕は彼女が幸せならそれでいいんだよ、ボリーヌさん。」
「ふふ、本気で好きだったくせに」
「…まぁね。だからこそ…」


彼女が幸せならそれで……。


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