Ich verliebte mich in Sie.

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Bittersweet Love5

※注意:この小説は私の妄想と妄想と暴走によって作られたものです。また、ナルル王国のパワーアップ前にプレイした初代夫婦の物語ですので、多少のズレなどがあるかもしれません。それでもよろしければ、どうぞ読んであげてくださいw







Bittersweet Love



「レニーさん!」
「ん?あぁ、おはようアヤノちゃん」
「おはようございます!」
「今日も元気だね。お休みの日だけどおでかけ?」

レニーを見つけると彼の元へと駆け寄ってきたアヤノの姿を見て、
レニーはにっこりと微笑んだ。
アヤノは先日ティルグ入りを目指すべく、
レニーに訓練をつけてもらうという計画を実行に移すことにした。

「あの、レニーさん。実はお願いがあるんですけど」
「ん?何かな。オレで力になれること?」
「もちろんです!レニーさんじゃないとダメなんです」

自分でなくてはならないこととはなんだろうか?
レニーは不思議そうな顔をして、アヤノの言葉を待った。

「レニーさん、ちょっと私と付き合ってください!!」

アヤノの言葉に突然何を言い出すのだろうかといわんばかりにレニーは顔をしかめた。
所詮彼女も“モテ王”もステータスに惹かれた一人だったのか…と小さくため息をついた。
そんな彼に気づいたアヤノはやっぱりダメかとうなだれた。

「そうですよね、突然訓練に付き合ってくれだなんて虫がよすぎますよね…。
 レニーさんにだってレニーさんの訓練内容があるでしょうし…」
「へ?」
 
アヤノの口からこぼれた言葉にレニーは拍子抜けしてしまった。
そうだ、この子はすごく素直な子だとしばらく接してみてわかっていたことではないか。
一瞬でも彼女を疑ってしまった自分が恥ずかしくなった。

「いいよ」
「え?あのっいいんですか?」
「うん。昼はティルグの方に行かないといけないから、朝なんてどう?」
「はい!よろしくお願いします」

レニーがにっこりと微笑んで承諾すると、アヤノはうれしそうに笑った。

「アヤノちゃん、この後予定はあるの?」
「いいえ。今日は特にないですよ」
「よければ今から訓練に行かない?」
「行きます!」
「じゃあ、バスの砂浜に行こう」

先に歩き出したレニーの後ろを追いながら、アヤノは心の中でガッツポーズをした。
これでレニーの朝は不倫から遠ざかる。
昼は試合などでティルグにいるだろうし、不倫をしている場合ではないはずだ。
夜はボリーヌにも家庭があるのだからまぁ、大丈夫だろう。
問題は夕方か…とアヤノはレニーに気づかれないように小さく息をついた。



「ありがとうございました」
「アヤノちゃんずいぶん強くなったね」

レニーと訓練を始めてからアヤノはぐんぐんと強くなった。

「レニーさんの教えがいいんです」

アヤノはうれしそうに笑う。あれからレニーとボリーヌが会っている所は見ていない。
もちろんアヤノが見ていないだけで二人が会っていないという保証はなかった。
それでも、レニーを見て陰口を叩く人は減ったと思う。
けれど、最近レニーの様子がおかしいことにアヤノは気づいていながら、
その理由を聞くことを躊躇っていた。

「…アヤノちゃん」
「はい」
「君はもう十分強くなった。
 オレが教えてあげられることはもう何もないよ。
 朝の訓練も今日までにしよう」
「…っえ?」

アヤノは突然のレニーの言葉に驚いて手が止まった。
なんて言っていいのかわからない。
そんな彼女に追い討ちをかけるかのように、レニーは言い放った。

「それから…っ。それから、オレにはもうかかわらないでくれ」
「レニー…さん?」

呆然としているアヤノを残してレニーは一度も振り返ることなくその場を去った。

“一緒に訓練するのは終わり”
“もうレニーとかかわってはいけない”

「…どうして?」

自分を置いて立ち去ったレニーの背中からアヤノは目を離せずにいた。
“嫌だ!”と、“行かないで!”とそう叫びたいのに声が出ない。
胸が痛い。きゅっと胸元を押さえる。
ヨハネスとロザリーがキスしていたのを見たときこんなにも胸が締め付けられたっけ…?
あぁ、そっか…。いつの間にかこんなにもあなたの存在が大きくなっていたなんて。
気づいてしまったら瞳にたまった涙は溢れ出して止まらない。

「レニーさん…」

“好きです”
もう、伝えることはできないけれど。


「アヤノ、こんなところでどうした?」


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