Ich verliebte mich in Sie.

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Bittersweet Love2

※注意:この小説は私の妄想と妄想と暴走によって作られたものです。また、ナルル王国のパワーアップ前にプレイした初代夫婦の物語ですので、多少のズレなどがあるかもしれません。それでもよろしければ、どうぞ読んであげてくださいw







Bittersweet Love



「よし、今日も仕事頑張ろうっと」
「よ!アヤノ。おはよう」
「あ、おはようヨハネス。いい天気ね」

アヤノが移住してきてからヨハネスはよく声をかけてくれた。
仕事場は、ロークとシーラで別々ではあったが、
同じ区に住んでいるということもあり、二人はすぐに仲良くなった。

「仕事にはもう慣れたか?」
「うん。みんなよくしてくれて、すごく楽しいよ」
「よかったな。と、それじゃ俺はこっちだからまたな」
「またね」

シンザー通りまで来ると、ヨハネスはシーラエルグに行くために港へ、
アヤノはロークエルグへ行くために港とは反対方向に進むためいつもここで別れる。
アヤノはヨハネスを見送り、その後姿が見えなくなるとロークエルグへと歩き出す。
ここのところ、ヨハネスと居ると落ち着かない。
心臓がドキドキと音を立てて、今にもヨハネスに聞こえてしまうのではないかと気が気じゃない。
ヨハネスは一番仲のいい友人だ。もちろん彼以外にも友人は居る。
けどやっぱり近くに住んでいるということもあり、一番距離の近い相手はヨハネスだった。

「…明日は休みだし、今夜は飲みにでも行こうかな…」

ロツを納品しながら、アヤノは小さくため息をついた。
多分自分はヨハネスに恋をしているのだと思う。
けれど今まで告白したり、異性と付き合ったりした経験のないアヤノには、
一体どうしたら良いのかわからない。
相談したくても男友達が多いし、なんとなく男友達には話しにくい。
唯一の女友達のエヴァはこの国の女王様。政務に忙しく毎日を追われている彼女。
きっと話せば親身に相談にのってくれるのは分かっているけれど、
なかなか話す機会が無いままとなっていた。


夜一人でアラクトの恵み亭で飲んでいると急に隣に誰かが座ってきた。
いったい誰だろうと思いながら視線をむければ底にはニコニコと笑っているサム・ランスがいた。

「サム!」
「やぁ、アヤノ。こんばんは」

サム・ランスはアヤノの唯一の女友達であるエヴァ女王の末息子で、
アヤノのひとつ年上のクリートエルグ員だった。

「珍しいね、サムがこっちに来るなんて」
「なんとなくだよ。明日は休みだしね。ところでアヤノ。なにか悩み事?」
「え…どうして?」
「アヤノはすぐ顔に出るからね」

そんなに顔に出ていただろうかと、急に恥ずかしくなったアヤノは、
もともとお酒のせいで赤くなっていた頬をさらに赤くして手で頬を押さえた。

「僕でよかったら相談にのるよ?」
「あ…」
「僕じゃ話しにくければ母上に聞いてもらう?きっと喜んで聞いてくれるよ」

サムの言葉に一瞬どうしようかと戸惑うも、聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥。
意を決してアヤノは口を開いた。

「あ、あのねサム。私好きな人がいるの。一緒に居ると楽しいしドキドキするし…。
 でもどうしたら良いのか分からなくて…」
「アヤノはその人のこと、大好きなんだね。一緒に居たいくらい」
「うん…」

ニコニコと微笑みながら話を聞いてくれるサムに照れくさそうにしながら話すアヤノ。
そんなアヤノを見ながらサムはひとつの提案をする。

「ねぇ、アヤノ。だったらヨハネスに告白しちゃいなよ。思い切って」
「ちょっ!なんでヨハネスって知って…」
「わかるよ。いつも一緒に居るじゃない。それによく話しに出てくるし」
「だっ誰にも言わないでよ!?」

お酒など関係なく顔が真っ赤になるアヤノ。
そんな彼女をサムは相変わらず微笑んだまま見つめている。

「言わないよ。で、どう?告白してみない?」
「でも…」
「告白しないと何も始まらないよ?一歩踏み出さなきゃ。ね?」
「サム…。わかった。私、彼に好きですって言うことにする。話聞いてくれてありがとう」
「どういたしまして」

ヨハネスに告白すると決意したアヤノは家路に着くために席から立ち上がると、
サムに別れを告げてアラクトの恵み亭を後にした。
そんなアヤノを微笑んだまま手を振り見送ったサムは、
一瞬真剣な顔をした後、口角を上げて笑った。


「無駄だけどね」

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